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2008-05-04 10:51 | カテゴリ:柴田よしき
「舌きりすずめ」
 麦穂は自信のあった自作の小説が新人賞の1次通過ができなかったことに愕然とする。
 麦穂は優雅に暮らすことを目標に生きてき愛情をも得たいという気持ちで愛人生活を続けていた。
作家になれたら愛人生活も会社も辞めるつもりでいたが今回もだめだった。
 会社を休み傷心のまま入った喫茶店で同じ会社の島野と言う男に声を掛けられる。島野から麦穂と同じ総務部の片野京美が作家を目指し麦穂が落ちた新人賞の1次審査を通過したことを知らされる。
 京美が新人賞を受賞し麦穂は会社を辞め、ふと入ったビストロポムドテールで働く。ある日ポムドテールに京美が客としてやってくる。自分と京美を比較していることに気付き慌てて否定する。
店を出て島野に声を掛けられ自分は死神であると聞かされる。麦穂が死ぬ運命だったのが誰かと入れ替わったがこうやって自分の姿が見えるならまた運命が入れ替わったかもしれないと言う。色々考える麦穂の前に愛人の塩崎が現われ、会社が倒産寸前となり愛人関係の解消を切り出される。
 京美が再び客として訪れ二人で食事をする。京美は職場でのいじめがあったことを告白する。京美は知り合いの批評家からの話で、麦穂の作品は間違って受賞できなかったのではないかと告げる。自分の運命が入れ替わったのは京美ではないかと気付く。京美がその場で倒れ病院へ搬送され胃がんと診断される。京美の姉の話から肉体的な苦痛を忘れてしまえるほど小説を書いている時が幸せだったのだことを知る。
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【ジャンル】:小説・文学 【テーマ】:読書感想文
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