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2007-11-11 21:53 | カテゴリ:ミステリー
闇の底'06年9月刊

 警察捜査の様子と殺人者の様子がカットバックで描かれる作品。犯人が幼女殺人を食い止めようと事件が起きるたびに過去に幼女殺人を犯した者を殺して警告とする。犯人にも溺愛する紗耶という幼い娘がいる。
 犯人探しもアイデアとしては悪くないけどイマイチかな。短編にして一瞬ミスリードしてすぐバレの方がいい気がする。追う者の心の中にもその悪を認めようとする二面性を描こうとしたんだろうけど。乱歩賞受賞作が気に入って期待して読んだんだけどな。冒頭の視点が気になってその後も飛ばして読んじゃった。

(あらすじ)
 小学生の牧本加奈ちゃんが遺体で発見され埼玉県警日高署に捜査本部が置かれる。三枝利幸と長瀬一樹も捜査に加わることになる。長瀬は小学生の時妹の絵美を自分の不注意から殺されたいう過去を持っていた。
 公園のゴミ箱から生首が発見される。一緒に捨てられていた保険証には木村正次と記されていた。記されていた住所を訪ねると首なし死体が浴槽の中から発見され、その腹部にはSと読める傷跡が残されていた。埼玉県警日高署に捜査本部が置かれ藤川管理官の指揮の下村上康平も捜査に加わる。
 警察とマスコミに犯行声明と木村を殺害したシーンを収めたDVDが届く。そこには、子供が殺される事件が起きれば子供を傷つけてきた人間を生贄にすると書かれてあり内藤信雄・木村正次殺害の犯行声明もあり、自らをサンソンと名乗っていた。
 ある日長瀬は所長から呼ばれ坂戸署の応援に行くことになる。藤川が捜査の切り札として呼んだもので、村上と長瀬がコンビとなって捜査に当たることになる。
 行方不明の幼女が死体で見つかった後ビジネスホテルで伊藤昇が殺される。伊藤は加奈ちゃん殺しで警察からマークされていた前科者だった。
 サンソン擁護の空気もある中、長瀬の過去を知ったマスコミに対し「自分の中にもサンソンがいる」と答えてしまう。
(ネタバレ)

 内藤、木村、伊藤には更生保護施設「ともしびの里」に入所していたという共通点があった。
 長瀬の妹の命日に村上と長瀬は長瀬の父親と会い30年前に内藤の弁護をしていたことを知る。村上は長瀬の父親をマークする。サンソンと名乗る者から長瀬へ連絡を取りたいとの手紙が届く。
 静岡県内で女児が殺害される事件が起きサンソンは長瀬の妹を殺した小坂浩美を拉致したと長瀬に連絡をし呼び出す。そこには小坂が一人でおり彼がサンソンだった。犯罪をなくすためにサンソンが捕まるわけにはいかず自分を殺すよう長瀬に促す。
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【ジャンル】:小説・文学 【テーマ】:ミステリ
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