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2007-09-09 21:29 | カテゴリ:三崎亜記
(終の響い)
 英明の妻は「別体」であり出産のため帰っていた月ヶ瀬で消滅に会った。英明は妻の「本体」を探しに行き、失われずに生活していた彼女と出会う。彼女は普段の仕事の他に古奏器に音を思い出させる仕事をしていた。二人で生活を始め、消滅から2年目の妻の出産予定日と同じ日に男の子が生まれ、「ひびき」と名付けられる。消滅から三年半経ったある日、白瀬桂子が英明の前に現れる。桂子の勧めで訪れた風待ち亭で妻の本体は夢の中に出てくる風景と同じ絵を見つける。和宏の古奏器の音を取り戻そうとする本体だったがひびきの泣き声と共鳴する。和宏は古奏器を弾くことを思い出し表情がよみがえるが、本体の彼女は倒れこみそのまま眠り続けた。

(艫取りの呼び音)
 居留地から戻らない脇坂を待っている桂子は脇坂が乗っていた車を見かける。その車に乗っていた男の言葉を頼りに桂子は居留地へと向かう。そこで脇坂は「陰族」専任の「御用映士」だったが写真をあるコンテストに出したため妻と子供をなくすという制裁を受けていたことを知らされる。危険をくぐり抜け脇坂を追い求める桂子の意識に町の触手が触れてきた。しかし古奏器の音に心を乗せると町の力が失ってしまうかのような感覚を覚える。

(隔絶の光跡)
 高校生の由佳は同じ高校の勇治に付き合うふりをしてくれと頼む。由佳は強い関係で結ばれていた潤を消滅で失っていた。由佳は管理局の研究所に桂子を訪ね町が消滅して2年後に届いた潤からの手紙を届ける。高校3年の秋に由佳は高校を退学しその4年半後勇治は脇坂と出会う。勇治はふとしたことで由佳と再会する。由佳は管理局で働いており、勇治の消滅耐性を利用して耐性の実験に使おうとする。床の元を逃げ出した勇治は憤りを覚えるが由佳からの助けに応じる。由佳からの頼まれたのは消滅耐性を持った少女を助けて欲しいと言うものだった。

(壺中の希望)
 のぞみは検査を受けるため桂子と由佳のいる病院へ通っていた。防空演習で駆け込んだギャラリーで見た写真に心を揺さぶられる。その中に一枚の絵を背景にして桂子が写っている写真を見つける。その絵の風景は夢に出てくる風景だった。両親に自分と「失われた町」との関連を問いただすのぞみ。父親である信也はのぞみがそこで生まれ発見されたことを告げる。のぞみは由佳を問いただし由佳が管理局の人間で自分を実験に使っていたことを知る。のぞみは月ヶ瀬へ向かう途中の列車で分離した男の子と女の子に出会う。二人とも「ひびき」と呼ばれていた。町に着き自分がここで生まれたことを認識するのぞみだったが桂子は危険を察知しのぞみを風待ち亭へ運ぶ。そこで桂子は四十三年前に消滅した「倉辻」の生き残りでのぞみと同じ消滅耐性であることを告白する。信也はのぞみを探しに町へ入り意識を失う。

〔時系列〕
月ヶ瀬町消滅
1ヵ月後 茜が風待ち亭を訪れる。(風待ちの丘)
3ヶ月後 のぞみが発見される。茜解任。(鈍の月映え)
2年後  ひびき誕生。(終の響い)
     由佳の元へ潤からの手紙が届く。
3年半後 (終の響い)
13年後 (壺中の希望)
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【ジャンル】:小説・文学 【テーマ】:小説
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