
’02年公開 仏他製作
監督: ミヒャエル・ハネケ
出演: イザベル・ユペール、ブノワ・マジメル、アニー・ジラルド他
(ストーリー)
厳格な母親と二人暮らしのピアノ教師エリカ(イザベル・ユペール)。エリカは母親(アニー・ジラルド)の厳格さゆえに歪んだ性的欲求を持っていた。彼女の前に、工学部の学生ワルター(ブノワ・マジメル)が生徒として現れる。ワルターはエリカを愛し、エリカの授業を受けるために音楽院に入学する。ワルターは、エリカに愛を告白するが、エリカは、ワルターにマゾヒスティックな内容を記した手紙を渡す。ワルターは驚きエリカを軽蔑する。
それまでほとんど無表情だっただけに最後に見せるエリカの表情の怖いこと。サスペンスとも違う普通の恋愛ものとも違う雰囲気のこの映画には食い入るように釘付けになってしまった(特にトイレのシーンは)。内容的にはかなりきわどい絡みのシーンもあるけどエロチックに感じなかったのは裸が出てこないだけの理由じゃないと思う。キスを頑なに拒みつつ彼自身を愛するエリカ。そのアンバランスさがエリカを物語っている。
(ネタバレ的エンディング)
深夜にワルターはエリカの家を訪れ強引に関係を持つ。翌日、エリカは密かにナイフを忍ばせコンサート会場に行く。目の前を、平然と明るくワルターが通って行くのを見てエリカはナイフを自分の胸部に突き刺す。
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