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2007-05-05 10:26 | カテゴリ:重松 清
半パン・デイズ99年11月刊


 重松清の自伝的連作小説(だと思う)。小学校入学前に東京から瀬戸内の海に近い町に引っ越してきたヒロシの中学校に入学するまでのお話。70年代の話でそれほど裕福とは言えない環境の話なんでちょっと「兎の目」を思い出す。先生は表立っては出てこないけど。
 時代を反映するものもちょこちょこ出てくる。

(スメバミヤコ)
 小学校入学前に両親と3人で引っ越してきたヒロシは外から覗き込む男の子ヨウイチと目が会う。ヒロシが初めて話した地元の子供だったがヨウイチは練馬へ引っ越すと言う。

 69年頃の話で少年雑誌「ぼくら」が出てくる。当時「タイガーマスク」が連載されており人気だったらしい。でも小学校入学前で少年雑誌って早いな。やっぱり都会っ子だからかな。それより後になるけど「ぼくらマガジン」なら何となく覚えてる。TVの「タイガーマスク」はたまに見てたけど。

(ともだち)
 「トーキョー」のあだ名で呼ばれるヒロシは小学校最初の夏休みを迎える。ヒロシにまとわりついてくる上田くんをヒロシは鬱陶しく思うが上田くんと絶交すると一人ぼっちになると考えていた。他のクラスメイトに海に誘われ行く気はなかったが、上田くんから遊びに誘われたため海へ行くことにする。海へ行くが意地の張り合いから大怪我をする。

 ここでの話題は「アポロ11号」。アメリカが打ち上げた初の人類月面着陸船。月着陸船の姿が印象的で人の顔に見えるな~ってずっと思ってた。月の地名が「~の海」ってのも初めて知ったしちょっと流行り言葉みたいにもなった。

(あさがお)
 二年生になる前の春休み、親戚のシズコばあさんと暮らすことになる。「鎮子」と書くため愛想のないシズコをヒロシは内心で「チンコばばあ」と呼び毛嫌いしていた。シズコは白内障で目が見えなくなり自分で蒔いたあさがおを気にしていたが、芽を出さなかったためヒロシは嘘の成長報告をしていた。

 万博が一大イベントの年。「ニャロメの万博びっくり案内」って多分持ってたな。全編赤塚キャラクターが万博の紹介をしていく本だった。「ダ・イ・ダ・ロ・ザ・ウ・ル・ス」ってジェットコースターを紹介してたのが印象に残ってる。「せんきゅ~ひゃくななじゅ~ねんのこ~んに~ち~わ~」って年代がすぐ出てくる。ここでは行くとか行かないとか出てくるけど、当時はとっても行けるなんて思ってなかったな。

(二十日草)
 三年生の4月、おじさんの運送会社ではたらくシュンペイさんから腕に入れたぼたんのイレズミを見せられる。そのイレズミのせいで周りの評判はよくなかった。その頃会社で荷物泥棒が出没していた。

 三年生で「男おいどん」読んでたの?早いなぁ。際どくはないけどメーテル風の女性のラブシーンとかあるのに。「サルマタケ」とかね。この頃は「帰ってきたウルトラマン」が始まった年かな。
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