-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007-03-25 11:48 | カテゴリ:東野圭吾
赤い指06年7月刊

 ミステリーとしてのプロットだけで言えば短編で収まるような作品。ただその裏には親子の感情の問題が描かれている。幼い頃から世話をしてもらった叔父加賀隆正に倣い警察官になった松宮脩平。その隆正が癌に冒されている事を知りながら見舞いに来ない刑事で長男の加賀恭一郎。二人が組んで少女殺しの捜査に当たる。息子を溺愛する母八重子。認知症の母親政恵と向き合おうとしない夫の前原昭夫。二人が長男の犯した罪の隠蔽を図る。それぞれは直接結びつかないがそれぞれの思いが交錯していく。松原夫婦に何とか救いを求めようと読み進めたけどやっぱり犯罪者(悪人)でくくられてしまう気がする。
(ネタバレ)

 松原は母親の政恵が少女を殺したとウソをつくが政恵の指が口紅で赤く染められていたのに死体にはその跡がなかったことから政恵が犯人ではない事を見抜かれる。
 政恵は認知症ではなくずっとその振りをしていただけであった。それがバレないようにしながらも昭夫にこれ以上罪を犯させないようにしていた。
 隆正は妻を一人で死なせたことに責任を感じ、恭一郎に自分が死ぬ時には側に寄るなといい残していたのであった。
スポンサーサイト
【ジャンル】:小説・文学 【テーマ】:ミステリ
コメント(0) | トラックバック(0)

管理者のみに表示する

トラックバックURL
→http://anosoraituka.blog69.fc2.com/tb.php/44-7af7b1b2
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。