-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012-05-26 20:40 | カテゴリ:その他小説
'11年10月刊

 勤めていた出版社で居場所をなくした入江冬子が、大手出版社に勤務する石川聖の勧めでフリーの校閲者になることきっかけに、会社を退職する。たまたま手にしたカルチャースクールのチラシを見て出かけた冬子はそこで三束という男性と出会う。
 女の人がカルチャーセンター行くのに日本酒入れた魔法瓶持って行くかなぁ。朝から缶ビール3本空けるとか。いやそういう人もいるかもしれないけど。
 小説を読む時になんでこういう場面があるんだろうとか、どうしてこういう会話があるんだろうとか思うけど、この人はなんでこんなこと延々と話すんだろうっていう場面が出てくる。日常ではあるだろうけどわざわざ入れる必要があるのかなって。
 そんな軽い疑問が終盤で解き明かされるって言うか絡み合ってくる。12章で今までのぼやっとしていた雰囲気から、冬子と聖が今まで溜まっていた心の内を一気に吐き出し合う。
 校正者である冬子が何度もみた原稿が本になった途端誤植を見つける場面があるけど、あるよねぇ。一通り目を通したはずなのにさらっと見ただけで間違いを見つけること。
 そういうのも含めて途中で我に返らないと違和感なく話は進んでしまう。恋愛話でありながらずっと冬子の視点で描かれるので絡み付く恋愛話ではなく、ちょっと川上弘美っぽいかななんて思ったりした。
スポンサーサイト
【ジャンル】:本・雑誌 【テーマ】:読んだ本。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。