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2009-12-27 21:54 | カテゴリ:邦画
12人の優しい日本人 [DVD] '91日本製作
 監督:中原俊
 脚本:三谷幸喜

  「12人の怒れる男」のオマージュ。東京サンシャインボーイズによる同名戯曲の映画化。
  オープニングはモーツァルトの曲から入り和やかな雰囲気で始まる。
  21歳の別れた妻に復縁を迫る男が揉み合いの末、トラックにはねられ死亡した事件を審議する12人の陪審員の話。6いきなり全員一致で無罪と評決される為その瞬間終わってしまいそうになる。
 2番(相島一之)がヘンリーフォンダ並に「話し合いましょう」とやるもんだからみんないやいや席に戻る。意志薄弱なおばさんに仕事のために早く切り上げたい会社員etcと原作以上に曲者ぞろい。無罪と評決したもののほとんどがフィーリングだの被告の女性が若くてきれいだからだのあんな男は早かれ遅かれ死ぬんだからだのと根拠薄弱。紳士然とした9番(村松克己)が検察が殺意を立証できなかったから無罪と言う所は今にして思えばなるほどと思える。
  11再度決を取っても2番以外は無罪に入れるが9番はほだされて有罪に入れる。
 被告がわざと人気のない所へ行ったこと、被害者に呼び出されたため子供のためにピザを頼んでいたことから予め遅くなることを予定していたと計画性があったと思われ、有罪とする人が増えていく。評決不一致を避けるため妥協案として傷害致死で決を採るが4番(二瓶鮫一)だけが無罪を主張する。4番の「何かが違う」の声に賛同した11番(豊川悦司)が殺意がなかったことを証明しようとする。11番は4番に自分は弁護士だと告げる。


 被告は自分も食べるつもりだったのではないかと11番はピザを注文することを提案する。被告からは見えなかった目撃者が目撃者側からは見えたという矛盾、トラック運転手の証言と目撃者の証言の食い違いからトラック運転手は居眠りをしてクラクションをならしていないのではないかと推測する。また被告と被害者がいた居酒屋は食べ物がおいしいと言う情報から被害者は酔っていなかったのではないか、自分でトラックに飛び込んだのではないかと話が及ぶ。
last 飛躍しすぎているかもしれないが可能性がある限り有罪にはできない、と主張する11番。そこへピザが届き5歳児が一人で食べきれる大きさでないことを見て2番以外は無罪に挙手をする。2番は自分の別れた妻と重ね合わせて被告を見ていた。11番はそれをいさめ、最終的に全員一致で無罪と評決される。
 別れ際11番は4番に弁護士と言ったのはウソだったと告げる。
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【ジャンル】:映画 【テーマ】:映画感想
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