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2008-10-05 21:47 | カテゴリ:重松 清
(ふらふら)
 中学1年になった堀田芳美はクラスの人気者だと思っているがいつも不安がっていた。ある日モロちゃんとグッチが揉めグッチは堀田ちゃんにどっちにつくか迫る。堀田ちゃんはグッチに音楽の趣味の合う千葉ちゃんとなら話が合うと手紙を送るが引き裂かれてしまう。グッチとモロちゃんが仲直りした時、堀田ちゃんが敵になり八方美人のカメレオンだとクラス全体からはじかれた。堀田ちゃんは遠足のおやつを買いに行く帰り爬虫類フェアのカメレオンを覗く。カメレオンの性質を聞くうちに人間と似ていることを教えられる。ひとりぼっちで歩いているうちに屋上で恵美ちゃんと由香ちゃんを見つける。二人は遠足で食べるよりここで食べた方がおいしいとおやつを食べていた。堀田ちゃんはおどけて由香を笑わすが恵美は「やめれば」と言う。カメレオンの話に興味をもった由香は見に行き二人が残った。恵美はみんなに笑ってもらえることを喜んでる自分を自分自身が嫌がっていることに気付いているようだった。遠足のバスが出発する前に「戦争」は終わっていたがそれは新たな「戦争」の始まりだった。グッチとモロちゃんそれぞれから誘われる堀田ちゃんは由香と恵美と3人でおやつを食べる約束を破ってみんなの下へ走る。
(ぐりこ)
 中学一年のブンちゃんとモトくんは学年テストでトップを争っていたが、三好は成績も悪く部活もしていなかった。三好はブンちゃんと小学一年から同級生で友だちだと思っていたが「ブンちゃん」と呼ぶなと言われる。ブンちゃんとモトくんが上級生から狙われていると言う噂が広まる。ブンちゃんが自分が本気になれば上級生は目じゃないと言っていたと三好がつい言ったことが上級生に伝わりそのことで電話が来る。ある日神社の前でブンちゃんの姉恵美と会いブンちゃんの話をしているうちに涙がこぼれる。それを恵美に写真に撮られる。恵美から一緒に遊ぼうと誘われ階段でグリコを始める。たまにしか勝てないのにそれがグーの子もいると自分を指差され、「ゆっくり、ちょっとずつでいいじゃん」と言われる。先輩からの電話があり河原に呼び出される。そこにはブンちゃんが先輩達に囲まれていた。モトくんが駆けつけ殴り合いになった時三好は脚がすくんで動けなくなるが大声をあげながら自分の顔を思いっきり殴りつづける。
(にゃんこの目)
 中学2年のハナちゃんは何かの発作が起きると厚みが感じられない視力になっていた。ハナちゃんには志保ちゃんという友達がいるが最近は戸川くんという彼氏ができたため一人でいることが多くなった。発作が起き、目に異常が生じ保健室に行くとそこには恵美ちゃんと由香ちゃんがいた。由香ちゃんに恵美ちゃんのことを聞いているうちに由香ちゃんの顔が青くなっていることに気付く。眼科で近視だと診断されメガネをもらってからすっきりとみえるようになる。しかし妹からそのメガネに度が入っていないと言われ母親に詰め寄り自分が心因性視力障害だと知る。悩み事はないと思っていたが志保ちゃんから映画に行けないとメールが来たことで視力が落ちたためその理由に気付く。
(続く)   (その1を読む)
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【ジャンル】:小説・文学 【テーマ】:本の紹介
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