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2007-10-30 22:24 | カテゴリ:洋画
情婦 [スタジオ・クラシック・シリーズ]'58年公開 米製作
原作:アガサ・クリスティ
監督:ビリー・ワイルダー
出演:マレーネ・ディートリッヒ、チャールズ・ロートン、タイロン・パワー他

 クリスティ、ワイルダー、ディートリッヒと揃い踏みの豪華な映画。原題は「検察側の証人」なんだけど…。どんでん返しの妙、証言の提示方法など見どころいっぱいの映画。
20071030222119.jpg ディートリッヒは美脚が売り物だったけどこの映画の中でも兵隊を前にパンツ姿で歌っているため、足を見せろとせがまれる。
 最初の場面ではウィルフリッド弁護士のコミカルなくらいの病気についての描写(隠れて酒やタバコをやってたり)が続くんで、あまりサスペンスを感じさせないけど、法廷場面になると雰囲気が変る。
 このヴォールっていうかタイロン・パワーの演技はうまいね。見終わって感じた。

(ストーリー)
 ウィルフリッド弁護士(チャールズ・ロートン)の下に、弁護士仲間がヴォール(タイロン・パワー)を連れてくる。ヴォールには知り合いの未亡人の殺害容疑がかけられていた。自分のアリバイは妻クリスチーネ(マレーネ・ディートリッヒ)が証言すると言うが、妻の証言では証拠能力として弱かったが、ウィルフリッド弁護士は弁護を引き受けることにする。
 未亡人は財産を譲る遺言状をヴォールに残していたことが明るみに出たためヴォールは不利な立場へ追い込まれる。しかもクリスチーネはヴォールが未亡人殺しを告白したという証言をする。その夜、ウィルフリッド弁護士は見知らぬ夜の女に呼び出され、クリスチーネが夫を陥れようとした証拠の手紙を買わされる。
(ネタバレ)
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【ジャンル】:映画 【テーマ】:映画感想
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2007-10-21 12:21 | カテゴリ:ミステリー
火車'92年7月刊

 ローンの問題もそうだけど、どうやって他人に成りすまして生きていけるのか、それをどうやってあばけるのかのお話。死亡してて届け出がないことによって浮いてる戸籍や住民票があるなら可能だろうね。免許だって紛失したって言って再発行してもらえば写真だって入れ替わるだろうし。この小説でネックとされているのは雇用保険の番号がダブるということ。これも発行する側が調べるのが大変ということでダブったまま発行されている。もっとも普通であれば浮いてる戸籍を探すなんて無理だろうし後は殺してでも作るしかない。
 子供の犬殺しと資産家の経営者殺しの話が挟まれるくらいでずっと「関根彰子」の追跡。この長さであんまり無駄な描写もないから結構詰まってる感じ。
 ただこの作品の最初の部分の視点が気になった。本間の視点で書かれてると思って読み始めていくと本間の行動の主語が「本間は」で表現されている箇所にぶち当たる。本来なら「俺は」とかなんだろうけど。だから最初別の「本間」がいるのかと思った。
 あと、住宅側を向いている球場の照明灯って聞けば大阪の人間かホークスファン(南海ね)ならすぐピンと来るんだろうな(分かっても筋にはあんまり関係ないけど)。

ついでに筋にはあんまり影響しないツッコミどころ
・なんで忙しい弁護士なんて設定にしたんだろ。時間がないって言う割りには日本の信販状況を延々と語ってる。
・換気扇の汚れ落としにガソリンなんか使うのかなぁ。揮発性が高いから危ないんだけど。以前どっかの新聞配達店で火事になったじゃない。それのために買いに行くのも想像できない。

(あらすじ)
 足を銃で撃たれ休職中の刑事本間俊介は妻を亡くし息子の智と二人で暮らしていた。ある日、妻の親戚筋の栗坂和也が訪れる。婚約者の関根彰子が失踪したという。クレジットカードを作る際に彰子がブラックリストに載っており5年前に自己破産していたことが分かった直後だという。
 彰子の足取りを追う本間は彰子の勤務先や自己破産した際に手続きをした弁護士を訪ねる。話を聞くうちに違和感を感じた本間は弁護士に彰子の写真を見せたところ別人だと言い放つ。
 本間は住民票、戸籍を調べるうちに関根彰子の身分を騙ってる別人の疑いが出てき、肉親がいない状況に疑いを持つ。彰子が消えたアパートからアルバムを借りた本間は住宅を写したポラロイド写真を見つける。本物の彰子が弁護士を訪れた時に住んでいたマンションを訪れると、当時彰子が無断で部屋を出ていたことを知る。大家が保管していた遺留品の中からカタログ通販会社「ローズライン」の電話番号の書かれた病院の精算書と墓地広告のパンフレットが見つかる。彰子の足取りを追う内に彰子の母親が階段から落ちて死んだこと、それを見つけたのは若い女だと聞く。彰子の実家のあった宇都宮を訪れた本間は彰子の幼なじみだった本多保と会う。
 ポラロイド写真に写っていた住宅から写した場所が大阪であり、写っていた女性の制服が旅行代理店のものと分かり、彰子が大阪へ研修に来た際に撮ったものではないかと思われた。そのグループ会社に通販会社「ローズライン」もあった。本間はローズラインで「関根彰子」の写真を見せ照会をする。写真を見た管理課の片瀬秀樹からその女は「新城喬子」であることを聞く。ローズラインのシステムから関根彰子のデータを盗んではないのかと問い詰めるが、片瀬はデータセキュリティが厳しくそれが流れることはないと断言する。
(ネタバレ)
【ジャンル】:小説・文学 【テーマ】:ミステリ
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2007-10-14 14:57 | カテゴリ:洋画
ダイ・ハード'89年公開 米製作
監督: ジョン・マクティアナン
出演: ブルース・ウィリス, ボニー・ベデリア, アラン・リックマン, レジナルド・ベルジョンソン他


 もう20年近くなるのか。伏線のオンパレードみたいな筋書きでしたね。飛行機嫌いを治すおまじない、ホリーが家族の写真を伏せるシーン、昔子供を撃ったため拳銃が撃てなくなったパウエル巡査のエピソード…etc。みんな後につながっていく。パウエル
 パウエル巡査(レジナルド・ベルジョンソン)も最初出てきたときはやる気がなくてダメなんだろうなぁなんて見てたけど、外部にいてマクレーンからの無線で正確に状況を捉える唯一の警察官になる。
 ロビンソン警視が登場してお気楽な方へお気楽な方へと考えるのにイラついてると、マクレーンがロビンソン警視をこきおろす。結局FBIがロビンソン警視を現場から外すんだけどこのFBIも最後にはおマヌケ役になってしまう。
 向こうのリーダー、ハンス(アラン・リックマン)の「FBIが来るまで何とかしろ」みたいなセリフがあってほんとの勝負は市警相手じゃなくてFBIってことなのか思ったらそういう意味じゃなかったりする。
 最初に殺したやつをサンタの格好させて見せつけるのと装甲車を爆破したことへの報復でエレベーターから爆破させたのはやりすぎかなって気も。パウエル巡査に知らせるのも死体投げなくても銃声聞かせれば十分だと思うんだけど。
 テロ集団にマクレーンの正体が分かった瞬間、状況が変わる。相手が一般人なら人質も役に立たないかもしれないけど相手が刑事なら見殺しにはできないわけで立場が変わってくる。
 ハンスとマクレーンが顔を合わせた時とっさにハンスが社員の名前を騙るんだけどネームボードにそれらしい名前があってもマクレーンは騙されなかったってことなのかファーストネームが違ってたことなのかちょっと分からなかった。
 マクレーンが妻に悪かったって伝えてくれって無線でパウエルに伝えるシーンがあったけど、最後に3人顔をそろえた時その話をパウエルがするってのはダメかなぁ(いいやつだから大事にしろとは言ったけど)。
 エンディングの「レット・イット・スノウ」が映画見た~って後にクリスマスの街の中に出たって感じがしていいなぁ。クリスマスに見る映画には一番いいかも。

(ストーリー)
 ニューヨーク市警のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が、別居している妻ホリー(ボニー・ベデリア)に会いにロサンゼルスの「ナカトミ・コーポレーション」のクリスマス・パーティーにやってくる。そのビルに10数名の男たちが侵入し、占拠する。マクレーンは単身で彼らと戦う。
【ジャンル】:映画 【テーマ】:映画レビュー
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2007-10-06 22:53 | カテゴリ:横山 秀夫 
影踏み'03年11月刊
 15年前、真壁修一は法学部で学ぶ学生だったが、双子の弟啓二が盗みに走ったことを悲観した母親が家に火を放って無理心中を図ったため、弟と両親を亡くしていた。その後定職にも就かずノビ師(寝静まった民家から盗みを働く)として生きていた。正義漢ぶらないんだけど腑に落ちないことをノビの技を使って調べ真相を解明する。修一と啓二がかつて奪い合った久子という女性がいて、今は保母をしながら修一を待っている。
 修一の頭の中には啓二が住みついており時折修一に話しかける。生前からの啓二の才能は生きていて、目に入れた数字(カレンダー、紙幣番号etc)は瞬時に記憶できる。二重人格ってことじゃなくて心の中に啓二が残っていてかつ啓二が側にいるって感じなんだろうな。突き詰めれば説明がつかないのかもしれないけどそういう設定ってことでいいんじゃないかな。
 修一をもう少しスマートに描いてもよかったのかなって気がする。移動手段が自転車ってのが野暮ったく感じたのかなぁ。久子がそこまで惚れるカッコよさもあってよかった気がする。
 表題の「影踏み」は自分と啓二の関係を象徴している。同じことを考え同じものを望む二人を。最後に15年前の事件の真相が明らかにされる。

(消息)
 刑務所を出所した修一は自分が捕まる原因となった稲村葉子を調べ始める。入った部屋の状況から葉子は家に火を着けようとしていたのではないかという疑問を持っていた。修一が捕まった後、葉子の夫が保証人となった人間が借金を残して行方をくらまし自分もリストラに合い借金の形に家財道具が競売にかけられた後離婚していた。調べている内にその競売にはヤクザが絡んでいることが分かる。保険金殺人をしようとしながら、その後ヤクザもついていたのに止めたことに疑問を持つ。子供の頃修一の同級生だった刑事の吉川を訪ねる。
(刻印)
 刑事の吉川が溺死体で発見される。修一も容疑者とされるが事情聴取の中で稲村葉子も容疑者とされていたがスナックの客がアリバイを証明したことを聞く。その客が刑事にとって「神様みたいなヒゲ(議員や役人)」との言葉から判事ではないかとあたりをつける。競売師の大室を訪ね葉子の競売の執行官が轟木と聞き接点を見出す。
(抱擁)
 久子の幼なじみの三沢玲子が修一を探し出し、久子が勤める保育園の事務室から積立金が盗まれ、久子が疑われピンチだと告げる。近くにいたとされる高齢の泥棒清太郎を問い詰めると自分がやったと自白するが証拠がなく見栄を張っただけと考える。
(業火)
 同業の三崎から盗人狩りが行われていると聞く修一。盗んではならないものを盗んだやつがいると感じる中、修一も襲われる。襲われた理由、盗人狩りを仕掛けた「ジゴロ」の正体を知るために動く修一。盗人狩りの原因と思われる重原昌男の自宅を探るうちに通りすがりの老婆から状況を聞き出す。修一を襲ったヤクザが自分を見逃したことから自分の容疑がはれたと思う。
(使徒)
 刑務所の中で同業者の娘で孤児の恵美のためにサンタクロースの役を頼まれた修一はクリスマスイブに恵美が預けられている家に忍び込みプレゼントを置いてくる。家から出ると警察官と思われる人影を見つける。
(遺言)
 盗人狩りで襲われた黛がうわごとに修一の名を呼ぶと聞き見舞いに行くが亡くなってしまう。入院中うわごとに業界用語の他、「父ちゃん、行っちゃやだよ、父ちゃん」と言ったことを聞く。修一は黛の泥棒日記から父親の手がかりを探す。
(行方)
 久子が見合いした相手からストーカー行為を受けていると修一に相談に来る。相手は一卵性双生児の弟久能次朗で、久子は一度デートの時兄新一郎が来たことによって交際を断ったため、新一郎から次朗との結婚を脅迫されていた。修一は新一郎を追う。

(ネタバレ)
【ジャンル】:小説・文学 【テーマ】:ミステリ
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