-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2007-02-27 23:26 | カテゴリ:洋画
ヴェニスの商人’05年公開 アメリカ他製作
監督: マイケル・ラドフォード
出演:アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズ、リン・コリンズ

(ストーリー)
1596年、ヴェニス。財産を使い果たしたバッサーニオ(ジョセフ・ファインズ)はポーシャ(リン・コリンズ)に求婚するため、友人アントーニオ(ジェレミー・アイアンズ)に資金援助を頼み込む。手持ちがない彼は高利貸シャイロック(アル・パチーノ)から借金をするが、全財産を載せた船が難破し期日までに返済ができなくなり、裁判にかけられることに。シャイロックが借金返済の違約金代わりとしてアントーニオに要求したのが、アントーニオの胸の肉一ポンド。借金の何倍も金を積んでも許さないシャイロックは、証文通り心臓に近い肉一ポンドを要求する。

 借金の担保に胸の肉1ポンドってことだけ知っててその前後が分らなかったけどこういう話なのか。
シャイロックって悪人のイメージがあったけどこれ見ると可哀相だね(そう描いたんだろうけど)。キリスト教徒に蔑まされ娘を失って失意の中で感情のまま証文通り要求したのにへたすれば全財産、自分の命すら失いかけて挙句に信条まで変えさせられるんだから。キリスト教徒側とすれば万事丸く収まるハッピーエンドなんだろうけど。シェイクスピアの時代はこうだったのかな。
 アントーニオが借金したのも自分のためじゃなくて友人の為ってのも初めて知った。でも二人の繋がりがよくわかんなかったな(そういう関係?)。途中「走れメロス」的な話になるのかと。今までバッサーニオのためにしてたんだからアントーニオが無一文になったんなら逆に助けてあげるのかなとか。
 法廷の場面も単なる裁判じゃなくポーシャが絡んだり、その後男と女のどうするどうする的な場面があったりこっちもちょっとハラハラ。シャイロックの言葉尻を捉えての判決もなるほどと。
 アル・パチーノの迫真の演技とジェレミー・アイアンズの静かだけど力強い意思を感じさせる演技が対照的。
スポンサーサイト
【ジャンル】:映画 【テーマ】:映画感想
コメント(0) | トラックバック(0)
2007-02-24 23:00 | カテゴリ:邦画
遊びの時間は終らない
91年公開
監督:萩庭貞明
出演:本木雅弘、石橋蓮司、萩原流行、原田大二郎他


(ストーリー)
 マスコミ向けに行った筋書きのない銀行強盗訓練の強盗役に選ばれた平田巡査(本木雅弘)は真面目で謹厳実直な警察官だった。スピード解決し警察の威信をアピールする予定だったが平田巡査の周到な準備により逮捕することができなくマスコミも巻き込み大騒動となる。

 原作は清水義範かと思ってたけど都井邦彦だった。パスティーシュっぽい内容だったからそう思ってたみたい。雑誌で読んですごく面白かったのを覚えてる。この人の作品らしい作品はこれだけみたいだけど。
 笑わせる演技は何もないがつい笑ってしまう。「バーン」のひとことであっと言う間に死んだことになっちゃう。どうやって撃たれたかを犯人と犠牲者でビデオで検証したり。地元放送局の柏崎(萩原流行)が警察側のフェアではない解決方法を否定していき、やり直しも。県警本部次長(原田大二郎)から「わざと捕まれ」の電話で一旦はくじけたかのように見えた平田巡査だったが人質役の女子行員の励ましで再度心に火がつく。
 実際なら自制心が出るんだろうけど訓練だから何でもありって状況が犯人側を有利にしてるんだろうな。マスコミや民衆が味方に付くなんて想定外だろうし。
2007-02-11 22:22 | カテゴリ:白石一文
一瞬の光00年1月刊

 帯の惹句を見てシンデレラストーリーかと思ったけどちょっと違った。主人公が、二人で3~4万円の料理屋が高くないだの普通のサラリーマンとは違うように描かれてるんだけど、でもそれが関係なくストーリーは進むからその辺は読み飛ばした。エリートサラリーマンと結ばれてよかったねって話でもなかったし。
 会社が実名で出てくるのも珍しい気がした。関連じゃなくてそこの人みたいな感じで出てくるから。
 これってどの辺に読まれてるんだろう?主人公が結構暴力的だったり企業戦略なんかもあったりえっちぃ描写もあったりでそこだけ見ると男性向けの小説って気もするけど、こういうの男の人は読むのかな?

(あらすじ)
 財閥系中核企業に勤務する橋田浩介は扇谷社長の後ろ盾により38歳の若さで人事課長に抜擢される。
 浩介は後輩の竹井と入った店でバーテンダーとして働いていた女性が自分の会社の面接を受けにきた学生だと気づく。店を出たところでその女性がマスターに襲われる場面に遭遇し窮地を救う。怯える彼女を見かねて自分のマンションへ泊めるが、母親を忌避していることを悟る。履歴書を見直し彼女が中平香折であること、父親が最大手の証券会社の役員であることを知る。一方浩介は「新日本石油」の社長の娘藤山瑠衣と交際していた。就職はするが精神状態の安定しない香折のことが気になった浩介は香折が兄隆則と母親から幼少の頃から虐待を受けており、兄は香折を探し出し危害を加えてくることを聞かされる。その頃扇谷社長に呼ばれた浩介はインドネシアへのODA絡みの政界工作を載せた記事を見せられる。このことは社長の関係者しか知らないはずだった。

(ネタバレ的続き)
2007-02-03 21:49 | カテゴリ:邦画
'06年公開
監督:小泉堯史
出演:寺尾聰 、深津絵里 、齋藤隆成 、吉岡秀隆 、浅丘ルリ子他
原作:小川洋子

(ストーリー)
 数学教師(吉岡秀隆)が新しく受け持ったクラスで、自己紹介を始める。それは子供の頃、母親杏子(深津絵里 )が家政婦として身の回りの世話をしていた数学博士(寺尾聰 )についてだった。事故で80分しか記憶が持たない博士のために、未亡人である義姉に雇われた杏子。今まで9人の家政婦が辞めていったという。離れの問題を母屋に持ち込ないことが条件に出された。杏子は何度も同じ事を言う博士を煩わしく思うことなく接していた。杏子に子供がいることを知った博士はここへ連れて来るよう命じ3人の生活が始まる。博士は杏子の子供(齋藤隆成 )をルートと呼ぶようになる。

 事故が直接の原因じゃなくて入院中の点滴で何かの栄養素が欠乏したため記憶が数十分しか持たない障害を負ったってたまに聞くよね。記憶が80分しか持たないってってのはどんななんだろう。2時間一緒にいると「この人は誰だっけ?」って思っちゃうのかな?2時間野球やってると「なんで野球やってんだ?」って思うのかな?博士も体中にメモを貼り付けてたけどメモした事も忘れるんだから当然の行為なんだろうな。ジェイル・ハウス・ロックの3つしか記憶できないってのは分るようでよく分らなかったけど。見たものひとつひとつが記憶だろうって。
 いつの時代の話なのか出てないけど博士の記憶が江夏の阪神在籍時で止まってて、ルートがもう引退したって言ってることから、75年トレード~引退85年あたりの年回りなんだろうと推定される(10年のブランク)。江本とのトレードはその後江夏がリリーフエースと活躍するきっかけとなった野村ホークスへのトレードだったんだけどな(江夏の21球すら知らない人もいるんだろうけど)。背番号√ってのもなぁ。あぶさんが昔やったみたいに背番号の端に書くとかはダメだったかな(意味ないか)。
 男と女の愛よりも人としての愛情に満ちあふれてた。博士の数学やルート(子供)に対しての愛情、ルートの博士や母親への愛情。友愛数(自らの約数を足すともう一方の数になる2つの数)って初めて知ったけど何かこっちの方が生生しい感じがした(変?)。人との愛が閉ざされた博士がより一層数学への愛情を深めて行ったのかな。
 確かにオイラーの公式(e^πi+1=0)って不思議。それぞれ別の意味をもつπとeとiが単純な1と0を加えただけで結び合ってる。その式自体に意味はないらしい。数学って人が決めたルールの中で成立してるんだけどこうやって自然に結びつく事もある。まぁこの辺の話はまた別の機会に。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。