
'00 イタリア・アメリカ
監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
出演 モニカ・ベルッチ、ジュゼッペ・スルファーロ他
少年の年上の女性への憧れと成長。美しいというだけで不幸な人生を歩むマレーナ。マレーナや戦争に対する町の人々の反応。この辺がうまく絡み合ってるし、見所なんだろうな。それほど官能的なシーンがある訳じゃないけど彼女の魅力を十分に引き出してた。
レナートがマレーナにキスするシーンがあったけどあれも想像だったのかな?レナートはずっと思い焦がれてたけどがあれ以外は最後まで二人の接点はなかったんだよね。
マレーナに対する町の女たちの暴行もすごかったね。今までマレーナに対して溜まってたものが一気に解放されたってことなのか、ナチに身をまかせた女への憤りなのか。で、ラストにその暴行を加えた女たちとマレーナが対峙する。
でもイタリア人が見ても受け入れられるのかな?終戦と共に敵国だったはずの米軍を迎え入れるイタリア人。反ムッソリーニって訳じゃなかったのにこの手の返しようはどうなんだろ?イタリアではこうだったのかな? あれだけ息子に厳しかった父親も大人になりつつある息子を娼館へ連れて行くのも不思議な気がした。
「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督。「マトリックス・リローデッド」のパーセフォニー役のモニカ・ベルッチ。
【ストーリー】
第二次大戦開戦直後のイタリア。12歳のレナート(ジュゼッペ・スルファーロ)と少年グループの視線の先にあったのは美しい大人の女性マレーナ(モニカ・ベルッチ)であった。
彼女の美貌を男たちは好奇の目でみつめ、町の女たちは悪意に満ちた噂話でもちきりだった。
マレーナに恋をしたレナートは突堤に座って彼女に誘われることを夢想してみたり、深夜彼女の家に忍び込んで部屋を覗いたり、彼女が聞いていたレコードを買ったりしていた。
マレーナに好意を持っていた歯科医と軍人が彼女をもとに争い、彼女も裁判に巻き込まれる。高額の弁護費用を要求する弁護士にマレーナは身を任せる事となる。
空襲によりマレーナの父親は死に、一人で生きていくために彼女は娼婦へと変わっていった。
終戦を迎えたある日、マレーナは町の女たちから暴行を受け、髪を切られ、町を追われる。
マレーナが町を出てから、戦死したと報じられた夫のニノ中尉(ガエタノ・アロニカ)が帰還する。彼は、右腕を失い現地病を煩いながらも生き延びていた。レナートは『彼女はあなただけを愛していた。彼女はメッシーナ行きの汽車に乗った』と彼女の夫に手紙を書いた。
それから1年後、ニノとマレーナが町へ帰ってきた。