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2006-09-30 13:29 | カテゴリ:邦画
天城越え'83年
監督:三村晴彦
原作:松本清張
出演: 渡瀬恒彦、平幹二朗、田中裕子、吉行和子他


【ストーリー】
 静岡県警刑事部の嘱託田島が30数年前の事件記録簿「天城山の土工殺し事件」の印刷を港印刷へ依頼する。港印刷社長小野寺はその原稿に目を止める。小野寺は14歳の時下田の自宅から家出し湯ヶ島の兄の元へ向かうため天城峠を越えた経験を持っていた。
 田島は当時その事件の担当刑事であり、小野寺が天城峠で出会い一緒に短い旅をした大塚はなを土工殺しの犯人として逮捕した。

 一人ぼっちの天城峠で冷たい大人の世界に孤独を感じていた少年の前に現れた美しい女性はな。はなの優しさに触れ恋心にも似た感情を抱いた少年にどのような思いが巡らされたのか、その日何があったのか。直接は語られないけどそこまでの様々な出来事が描かれることによって少年の心の中に鬱積されていくことが思い計られる。
 
 土工殺しの犯人として極限まで追い詰める警察とぎりぎりの抵抗をするはな。当時の警察のやりかたに対する批判が込められてるのかもしれないけど印象的。雨の中、護送される直前少年に向けられるはなの眼差し(口元は「さよなら」って言ってたのかなぁ?)も殺伐とした雰囲気の中でも救われるシーンである。
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2006-09-16 21:33 | カテゴリ:Rock
バビロンの城門'78リリース
1.ロング・リヴ・ロックン・ロール  2.レディ・オブ・ザ・レイク
3.L.A.コネクション  4.バビロンの城門
5.キル・ザ・キング  6.ザ・シェッド
7.センシティヴ・トゥ・ライト 8.レインボー・アイズ



 レインボーの三作目。リッチー・ブラックモアの名前を知ってから初めてリアルタイムで聞いたアルバムだったかもしれないな。ストレートなハードロックであの頃は寝る前に必ず聞いてた。(アルバムタイトル原題は「ロング・リヴ・ロックン・ロール」)
 やっぱり圧巻なのは「キル・ザ・キング 」だろうな。高速道路でこの曲聴くとフルボリュームでアクセルベタ踏みになっちゃう。凄まじい疾走感。ロニ-のボーカルとリッチ-のギターとコージ-・パウエルのドラムがぶつかり合う。間奏でもギターとドラムがチェイスしてるような掛け合い。リッチ-リードかって所でコージ-のツインバスドラが底から響いてきて、そうこうしてる内にロニーが負けじと割り込んでくる。
 次の曲が「ザ・シェッド」で力強いビートを刻む曲なんだけど前奏でリッチ-の幻想的なギターソロが間に入って「キル・ザ・キング 」との緩衝材の役目をしてる。
 「バビロンの城門」(Gates of Babylonなのにどうしてアーチだ?)もアラビアの呪文(どんなだ?)を感じさせるドラマチックな曲。唯一「レインボー・アイズ」がスローバラード(ロニ-の別人のようなボーカル)だけど後は力強いハードロック。それまでのメロディアスなレインボーとはちょっと違う。
 和田勉がNHKでドラマ作ってた時に「バビロンの城門」をBGMで使ってた気が(「阿修羅のごとく」だったか)。この後ロニーがこの雰囲気を持ってブラックサバスへ行ったのか。

【ジャンル】:音楽 【テーマ】:ロック
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2006-09-06 22:23 | カテゴリ:江戸川乱歩賞
翳りゆく夏第49回江戸川乱歩賞受賞作

 二十年前の乳児誘拐犯人の娘朝倉比呂子が大手新聞社に採用されることとなった。しかし週刊誌がそれを嗅ぎつけ、記事にされてしまう。それを知った新聞社社主・社長から、二年前のある事件により閑職に追いやられた梶が誘拐事件の洗い直しを命じられる。

 解決済みの事件がひっくり返るとか新たな事実が発見されるなんてないんだろうけど犯人の死亡により捜査が打ち切られたため調査が深い所まで及ばなかったってのはうまい理由だと思った。
 二十年前、誘拐事件の取材をしていた人事厚生局長武藤、梶、武藤の息子で比呂子と同じ大学に通う俊治…。それぞれがそれぞれの思いで事件に関わっていく。二十年前の真実に向かって一気に読み進められた。真実が明かされるまでは(^^;....
 ミステリーの宿命的悲しさなんだろうな。事件の意外な真実には驚くし、うまいと思えるけどそこまでの結論じゃなくてもよかったんじゃないかってのが率直な感想。もう一人からませてその人が、でもよかった気がする。
 同じような特殊な境遇をもつ人間がそんなに身近にいるのもご都合主義的な気が。種類は全然違うけど本質的には一緒っていう境遇でもよかったんじゃないかな(難しいけど)。
 あと社長がやたら身近で大手の新聞社の組織にしては小さく感じた。
 それと一度読んだだけで忘れないって言う焼き鳥屋の娘が「名古屋コーチン」について詳しくないってのも作られたエピソードっぽいな(いや、作り物なんだけど)。
【ジャンル】:小説・文学 【テーマ】:ミステリ
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